投稿日 2011年11月12日
ホーリーIN THE Presents~明日も続くだろう茨の世界に~
いつも右に曲がる職場への道
通いなれたバイト先への道
左に曲がれば何処へ行くのだろう
駄目だ、駄目だ
わかっちゃいるけど
コレは遡る事、15年前のお話。
皆様、おはようございます
ホーリーです
この時間は
ホーリーIN THE Presents
~過去編~
をお送りします
当時中学3年生。
僕の中学校は少しかわっていて、
許可を貰えば『アルバイト』が
可能でした
ある日。俺は自分を変えたくなった。
卒業したらバイクと免許が同時にほしい
学校も休みで何も予定がなかった日曜日。
薄れゆく紫炎を見ながら、
なんとなく自己啓発の気持ちに目覚めたのである。
そこでキツイと噂の引越し屋のバイトをすることにした。
面接、採用は比較的スムーズに行った。
こういった肉体労働系のアルバイトは、
部活をやってましたアピールをすると
採用率が3割増しになる、
それを理解していた俺にとって、
もはや面接など赤子の手を捻るようなものだった。
面接官の手を捻る・・・。
コンビニ、ガソリンスタンド、新聞配達と
数々の面接を経験した僕は
最近では面接限定の演技なら
俳優並みになってきており、
その日も俺は体力が有り余るので
面接に来て目を輝かせているが
それを必死に抑えつけている
緊張した若者風に
面接を受けて見事合格した。
そして早速、休日。出勤。
早朝に出勤し、
現場移動を3回ほどして仕事をすると
夕暮れになりその日は終了。
残業があると日給は七千円を超えた。
中3が1日7000円
収支を考えると恐ろしい羽振りのよさだ
この社員の奴らは例がいなくマッチョ短髪で、
俺は少し恐怖を感じた。
しかし体育会系のノリについていくのは
それほど苦ではなかった。
しかし所詮は中3
仕事のミスや世渡りの下手さがモロに出て
罵声を浴びせられる毎日
受け入れ難いこの毎日を
切り開く為に戦い続ける
などとは当時豆腐メンタルの僕には
思う余地も無く・・・挫折!!
粉々につぶされた。
チンケな目的の為のバイトの考えは
豆腐メンタルとともに打ち砕かれた。
いつも右に曲がる職場への道
通いなれたバイト先への道
左に曲がれば何処へ行くのだろう
駄目だ、駄目だ
わかっちゃいるけど
やってしまった・・・・・
社会の厳しさを痛感した瞬間
あれから15年
あの頃よりも少しは大人だろう
明日も続くだろう茨の世界で
暮れる街並と駆け抜けた日々を
記憶に埋め込み
負け続けてく夢
カテゴリー: スタッフ日記♪